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第27回のテーマは「ガードの硬い人であってもそっと懐に入る技術」
私は、26歳のときに、所属する税理士支部史上最年少で独立開業をしました。
そこだけを聞くとなんとも華々しいデビューのようにも聞こえます。
しかし、現実はそうではありません。
「税理士以外にも多くの資格を有し、これだけの実績を上げてきた俺様ならば雇いたいところはいくらでもあるはず」と、それまで勤務していた日本有数の会計事務所を勢い余って退職してみたものの、
「バブルの崩壊したこの時代に、あんたみたいなのがお客を持っていくので一番怖くて雇えない」と言われてことごとく転職活動に失敗、どこも雇ってくれないのでやむなく「強制独立」をしただけなのです。
顧問先が全くのゼロで途方に暮れる中、「専任担当制のコンシェルジュ型税理士事務所」を標榜し、スタッフを雇用せず、お客様に直接自身が対応することで他の税理士事務所との違いを打ち出しました。
当時は、仕事がなくて一人で業務を行うという税理士はいても、「お客様に自分を買ってもらう」という理念からそれを実現するための戦略、戦術へと論理的に展開している税理士というのはいなかったのです。
しかし、これは、お手本となるいわゆるロールモデルや師匠というべき人が全くいないということ。
そうなると、すべて自分で悩み苦しみながら進むべき道を判断しなくてはなりません。
それから30年近い月日が流れても、師匠と呼べる人を見つけることができず、未だに失敗も多いですし、何をするのにも時間がかかります。
これが、私がひた隠しにしているコンプレックスの一つと言っても良いでしょう。
「私にもお手本となるような師匠がいれば、今の時点にはもっと早くたどり着いていたはずだし、より良いものをお客様に提供できていたのではないか」
そんな私の悩みをあざ笑うかのように、私が数々の試行錯誤をして編み出した成果物や知見をまるで「フリー素材」のように「これ使っていいっすか?」とサクッと持っていく男がいます。
それが、この勉強会の聞き手を務めてくれている天野伴という税理士です。
彼は、私達の主催するアライアンスLLPセミナーの参加者の一人でした。
それがいつしか、そのセミナーの登壇者となり、独立開業をした際にも、なぜか私がその支援をするようになっていました。
それがどれだけ寄与したのかはわかりませんが、独立しても食えない税理士が山ほどいる時代に、全くの顧問先ゼロの状態から2年目には、勤務時代の給与の数倍もの年収を稼ぎ出すまでになったのです。
それに、ビジネス書業界の雄であるダイヤモンド社からも本を出版するなど、支援をした私自身が何年も掛けて辿ってきた道を遥かに凌駕するスピードで成長を続けているのです。
実は、同じようなことを期待し、私のところへ近づいてきた人はこれまでもいます。
しかし、人を育てることが苦手な私は、全くと言ってよいほど相手にしていませんでした。
では、それらの人と天野伴にはどんな違いがあったのでしょうか?
実は、私にもよくわからないのです。
そこで、今回は、なかなか言語化されない「ガードの硬い人であってもそっと懐に入る技術」について、その道に長けた天野伴氏に話をしてもらおうかと思ったのです。
■お金を払ってもらいながら応援されるのが「プロ子分」
みなさん、こんにちは 税理士の天野伴といいます。
誰もが人から頼られるリーダーや親分になりたいとは思うもの。
しかし、それって、生まれながらに向き不向きがあるのではないのかなと。
何でもそうですが、そもそも向いていない人がそれを目指すのってどうなんでしょうね。
あんなにしんどそうなことをわざわざやりたいとは僕は思わないですね。
それよりもっとカンタンに成果を上げる方法があるんです。
それは、そうやって苦労して成果を上げた人からかわいがられる「子分」になることなんですよ。
どんな人だって、自分一人で一から苦労するより、すでに成果を上げている人に教わったほうが早いでしょ。
それは、「子分なんかじゃない、自分は親分だ」と思っている人だって同じです。
「そんなのは、お金を払って教室に通えばいい」
それは否定はしません。どうぞどうぞ。
でも、僕はそんなことはしない。
僕は、毎度毎度ごちそうになりながら、”親分”たる人たちから、外では決して話さないような生きた知見を与えてもらっています。
まさに、お金を払ってもらいながら応援される「プロの子分」なんですよ。
お金払って教科書通りの知識を得ているだけのあなたにそんなことをしてくれる人が何人いるんですかね?
ああ、僕だって誰でもついていくわけじゃないですよ。
数多く出会った人の中から、ついていくべき人を見出し、むしろこちらが「育て上げている」んです。
それがプロというものです。
もし、僕があなたにそんな姿を見せていなかったとしたら残念ながらあなたにはまだそれにふさわしい人ではないということなのでしょうね。
「え?どうせ、お前は歯の浮くようなおべんちゃらを言って取り入ったのだろう」ですって?
どうぞ、好きに言ってください。
でも、デキる親分肌の人ほどそういうのは瞬時に察知し、却って毛嫌いするものなんです。
僕は「尊敬してます!メンターになってください」なんて一度も言ったことないですよ。
いいですか、自分が何をしてほしいかを考える前に、自分よりもお金も経験もある人たちにどうしたら貢献できるのかを考えないと。
その上で、応援したくなる人物像にならないとプロの子分になんてなれるわけがないんです。
そのための具体的な手法というのは、実は、それほど難しいものじゃないです。
ただ、それができている人ほど、当たり前にこなしているのでなかなか他人には伝えられないもの。
それを、僕の経験を思い返して法則化した結果を誰でもが再現できるように言語化してみたのです。
何の得にもならないので、本当は誰にも伝えたくないのですが、吉澤さんからのたってのご用命でもあるので、今回特別に「アマノ式・プロ子分養成講座」としてあなたにも披露することにします。
この勉強会に参加をすれば、あなたもメンターとも言うべき先人の懐に入りいくつになってもかわいがられる人材になることができることでしょう。
■コンテンツ
・なぜ、あなたには誰もついてこないのか?僕が見限った人に共通すること
・ついていくべき親分、ついていっちゃいけない親分の見分け方
・応援されるために、親分に見せるべき姿、見せてはいけない姿
・これで十分!アドバイスを受けたときにやるべきたった一つのこと
・貢献するなら嫌いな人などいない一次欲求にフォーカスをしてみよ
・お金や経験で上回る人への一番の貢献は、最適な◯◯を紹介すること
・かわいがられないあなたに足りないのは、実力ではなく◯◯である
・人にものを教えてもらうのにいきなり答えを聞くな
・一番カンタン確実な距離の詰め方は「呼ばれたらとにかく行く」
・人に紹介してもらうためにも「◯◯ならばあいつ」を作り出せ
・まずは頼まれたことは断るな。自分でできなければできる人を探せ
・デキる人に無駄なお世辞は厳禁。伝えるべきは真摯な◯◯
・また誘ってもらうためのお礼のメール・チャットはこう書け!
・仕事ではガードの硬い人も、意外と◯◯は脇がガバガバ
・褒めるなら、その人が苦労して作り出した成果物を狙い撃ちせよ
・僕はこうしてセミナーの参加者からそのセミナーの登壇者になった
商品概要
■収録時間:約145分
■販売内容:セミナー音源+レジュメ一式
■料 金:19,800円(税込)
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